一年間、芸大でアートとデザインに向き合いました

たくさんの学びを得られた一年となりました

Written BY

Reiko

Room Euphoria Brand Owner / Yoga teacher /Yoga Nidra therapist /Aromatherapist / 京都芸術大学で空間デザインを勉強中

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March 16, 2024

2023年4月、私は京都芸術大学の通信課程

空間演出デザインコースに入学しました。

わくわく心を踊らせながら向かった入学式

それから約一年が経ち

ようやく2023年度の単位も全部取り終わったところです。

一言で言うと

他のことが全く手につけられないほど

大変な一年でした。

年末年始あたりには泣いてたし

このままこのペースで続けたら鬱になるかも・・・

と本気で思いました。

iMacとともに始まった学生生活

ただ、その分得られたものも非常に大きかったです。

入学当初、PhotoshopやIllustratorはすでに使っていたものの

図面ってどう描くの?AutoCad?

パースってどう描くの?

建築模型??

Adobe premierPro??

Sketch Up??

という感じだったのが

それぞれ一通りできるようになりました。

そう言った技術面だけではなく

世界の建築家、日本の建築家、建築用語への知識

(とりわけ私が好きなのは近現代のモダニズム建築の流れ)

空間(3次元)の捉え方

マーケティングやブランディング

それらを踏まえたデザインプロセス

そして造形表現というような

アート的な要素にも触れることができました。

学びの幅としては非常に幅広く

概念的なことから実践的なことまで

すごくたくさんのことを吸収することができたと思っています。

色々書き込んでしまっていますが

私は3年次入学なので、

最短の2年で卒業するには真ん中の線から左側を

今年度までに全て履修・単位習得している必要がありました。

この表だけ見ればすごく順調に見えるかもしれませんが

私は二級建築士試験の受験資格の取得を目指しているので

一番下に並んでいる科目のうち、

5科目の単位も取らなければいけません。

現時点で、全くノータッチです笑

来年度(2024年度)は3年次の単位を取得すると同時に

建築士資格のためのレポートも提出し

ほぼ一年かけて卒業制作に取り組まなければならないので

非常に厳しいスケジュールになります。

ただ、一つ言えるのは

私は同級生の中でも

群を抜いて早いスピードでここまで駆け抜けてきた方なんです。

そもそも、当初から3年かけて卒業することを

目標としている方が多いということと

まあ、通信の宿命というか・・・

途中で脱落していく人も多いと聞きます。

例えば、昨年度(2022年)の

三年次編入の入学者は約150人だったそうです。

今年卒業制作展に展示されていたのは

(つまり今年卒業されるのは)約40名弱。

そのうち、二年で卒業されるのは3名しかいないそうです・・・

150人のうち、3人です。

かなりハードであることがお分かりいただけるでしょうか・・・

いや、私がすごいでしょと言いたいのではなくて

当初から計画的に、自分との生活とのバランスをみて

履修すればよかっただけの話です。

後半はとにかく締切に間に合うように・・・

と、単位を取ることが目標になってしまっている感もあり

数ヶ月かけて丁寧に課題と向き合い、

時間と手間をたっぷりかけて自分の身につけていっていたり

デッサンや芸術史など、必修ではない科目にも寄り道して

学びを楽しんでいる方々の様子を見ていて

本当は、それが学びの真の姿なのではないだろうか・・・

と、かなり悩んだりもしてきました。

最初に作った模型がこちら

そんななか、なんとか私は

来年度、卒業制作に入る要件をクリアしたのですが

これまでの一年間の自分を振り返ってみて

幸福だったか?と問われると

「とにかく苦しかった」

という答えしか出てこないので笑

これからの一年は

とにかく何がなんでも最短で卒業するという執着を手放して

自分の心と他のこととのバランスを取りながら

もっと楽しんで取り組んでいきたいな

というのが正直なところです。

3DモデリングソフトSketchUpで作成したカフェの外観

私の中では、

「理想のRoom Euphoriaという空間をこの手で作り上げたい」

ということが目標で芸大に入ったので

この過程は早く終わらせて

理想を早く実現させたい

というなんとなくの焦りがありました。

しかし、通信とは言え大学教育。

そんなにサラッと終わらせられるものでは

ありませんでした。

竹ひごと和紙で作った照明、羊です。

それと、学友の存在には本当に助けられました。

年齢も職業もバラバラ、いろんな属性を持っていながらも

目標を一つにして集まっている仲間の存在は本当に貴重でした。

年末のスクーリング。

たった二日間で作品をある程度のクオリティに仕上げ、

提出しなければならないというプレッシャーと

締切に追われる生活に疲れ切っていた私。

一人の学友が「クリスマスパーティー」と称して

知る人ぞ知る、という京都の美味しいパン屋さんのパンを

たくさん買ってきて、ご馳走してくれたのです。

そして、「今から、私たちが建築士資格取ったとしてもねぇ

特にどうにかなるものでもないんだけどね。」

という話になった時

ボソッと私が

「いや、、じつは私、10年以上前から

生まれ変わったら建築士になりたいって思ってて

それでここに入ったんだよね・・」

と呟いたところ

「れいこさん!!それは絶対やったほうがいいよ!!
たとえ3年かかったとしても、建築士はとったほうがいい!」
「生まれ変わったら建築士って、めちゃくちゃいい理由。
現実的には建築士になる必要もないかもだけど
建築士取れるかもしれない選択肢は今から消したらだめだよ。
だってほんと、建築士とろうとする動機とか理由としては
最高だから!!」

と言ってくれたのです。

この励ましによって、私は家に帰って泣きました。

本当に、毎日家にこもって課題に向き合って

ろくに遊びにも行かず

夢にまで課題が出てくるという苦しい毎日の中で

ちょっと(建築士、別にならなくってもいいか・・・)

という気持ちが頭をもたげてしまっていて

ハッとさせられました。

こちらは「Books Euphoria」という本屋さんを設計しました

そんな同級生の励ましもあって

一年走り切ることができました。

苦しい、苦しい、と何度も書きましたが

実り多い、得難い経験をさせてもらったことは

間違いありません。

コンパクトデザインの授業で。お化けの形のブローチで、お花を挿せます。
椅子の展示スペースを設計しました。エッグチェア、ラ・シェーズ、ジグザグチェアを展示しています。

ちょっと、成長できたかな・・・?

ところで、今年の卒業制作展の展示を

先日見に行ってきました。

約40名の方々の渾身の卒業制作を見て

「こ、これは大変だ・・・!」と度肝を抜かれました。

「空間演出デザインコース」だから

建物や空間の設計ばかりかと言えば、全くそんなこともなく

そっちの方が少なかったくらいでした。

プロダクトデザインや

「コト」のデザインも含まれる。

だから過去の作品では

服を作っている人もいたし

アプリを作ったっていう人もいるし

「プロジェクト」を作った人もいる。

お茶やお菓子を作った人もいて。

本当に素晴らしい作品ばかりでした。

こんな素晴らしい作品群を見た後では

自分の卒制のテーマなんて考えつくはずもなく笑

毎日自分のやりたいこと

社会の役に立つこと

できることってなんだろう

と思いながら過ごしています。

オンラインでも見れますのでぜひ、ご覧になってみてください。

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