September 12, 2023
私は昔から建築物が好きなのですが
大体中世〜近世の教会建築か
フランク・ロイド・ライトや
ル・コルビュジェに代表される
近現代のモダン建築が大好きです。
つまり、西洋建築が好きだということですね。
来月提出するべき課題があって
調べ物をしていたのですが
それまで1900年近くオーダーや様式一辺倒だった西洋建築が
20世紀に入って一気に変革を迎え
「四角いコンクリートの箱に大きな窓」
という建物が世界中に広がったという経緯の考察がものすごく面白く、興味深かったのです。
20世紀までの1900年…ということは、キリスト以降、ということ。
西洋の建築史は、ほぼほぼイコール教会建築。
宗教のための建築といっても良かったと思うのですが
19世紀までは産業革命の影響を受けながらも
新古典主義とかゴシック・リヴァイヴァル
などなど過去の建築様式のアレンジを
繰り返していたのに
20世紀に入ってからそういうものから解き放たれ
アール・ヌーヴォーを皮切りに
たった30年で(!)現代の建築の元となったような
高層ビルみたいなのが作られるようになったって
すごい…
「四角い箱に大きな窓」
っていう形がとられるようになったのは
1919年にドイツにできた
デザインの学校バウハウスと
ル・コルビュジェの説いた
近代建築の5原則
「ピロティ」
「屋上庭園」
「自由な平面」
「自由な立面」
「水平連続窓」
が広く取り入れられるようになったことが
大きいのでは。
1875年のオペラ座から
1910年のロビー邸
1919年のバウハウス
1931年のサヴォワ邸までの流れが凄まじいですよね。
で、その考察が
「モダニズム建築とは何か」という本に
書いてあって、知らないことを知って
本当に面白かった!
画文でわかる モダニズム建築とは何か
興味ある分野について
知らないことを知るって
本当に楽しいですよね。
知的好奇心が満たされるのを感じます笑
他にも、借りてきた本はたくさん。
しばらく、建築の海に浸ります。。。
(サムネイルの画像は
フランク・ロイド・ライトの落水荘です)