February 28, 2021
昔から、テキスタイルデザインが好きでした。
定番のリバティプリントから和布まで。
色んな柄の布地を集めるのが趣味のようなものでした。
ウィリアム・モリスもその一つで、
ちょっと前に自転車で出かけた
カフェの壁紙がウィリアム・モリスで
「お・・・!これは!
ウィリアム・モリスの壁紙ではないか!!」
と興奮してしまったのを覚えています。
「布」が好きっていうのは
もともとお裁縫が好きだったから
かもしれません。
よく考えてみると、
布と一口に言っても
パターン模様が好きなのだな、と思います。
主に、草木や花をモチーフに
したようなものです。
リバティもウィリアム・モリスも
イギリスのデザインですし
好んで買っていた布地も
フランスのものだったりしたので
ヨーロッパの雰囲気あるものが
好みなのかもしれません。
リバティプリントは
娘の服や小物を作るときに
好んで使いました。
引っ越しのときに
もう使わないだろうな・・・
と思って処分してしまったのですが
リバティをはじめオリジナルのテキスタイルや
雑貨などを販売している
CHECK&STRIPEさんの
こちらの本を購入して
一生懸命型紙におこして作りましたね・・・。
ちょうど表紙になってるこのブラウス。
あと、幼稚園に入園するときのスモックは
リバティとキティちゃん
コラボの布で作りました。
これは非常に思い入れがあるので
どうしても捨てられず、今でもとってあります笑
背中のリボンがポイント。
あとは、鎌倉スワニーという、
その名の通り、鎌倉にある生地屋さんも
リバティだけでなくヨーロッパの布地などを
扱っていてとても好きでした。
そちらの布は
箱に貼ってリメイクしたり
今はもうないけど
アイロン台の台に貼ったり
あとはその頃茶道を始めたところだったので
フランスの生地で
帛紗入れを作ったりしました。
なぜか、和にもしっくりくるなあと思って。
ウィリアム・モリスは
以前カレンダーを買ったりしていましたが
結構柄が大人なので
自分や子供のものとして
取り入れたことはありませんでした。
でも、テキスタイルやペーパーだけでなく
壁紙もあって
「洗練された大人の方が愛用している」
というイメージです。
寝室の壁紙をいつか
ウィリアム・モリスのものにできたら
それはおしゃれだろうなあという
気持ちでいます。
(そう言えば!以前お友達から教えてもらった軽井沢のHotel wellies→
は、英国調の調度品や壁紙で彩られたかわいいお部屋があっていつか訪れてみたい、と切に思っているところ・・・そしてお庭も素敵・・・!)
そこで。
ウィリアム・モリスのような躍動感あふれた
動植物の柄、素敵だなあと
色々なデザインを改めて眺めていて思い
そうしたら描いてみたいという欲求が
もくもくと湧いてきたので、描いてみました。
「それっぽいもの」を。
と言う感じですが・・・
最近私は本当に暇さえあれば
先日手に入れたiPadとApple Pencilで
絵を描いておりまして。
もともと、好きなものにはとことん
没頭するタイプなのですが
寝食を忘れるという体験は本当に久しぶりで
いかに最近没頭できるものがなかったのかな
と思い知らされています。
(上に書いたようなお裁縫なんかは一日中
何日間にもわたって没頭してたっけなあ)
そう言うわけで、何日か前に
「ウィリアム・モリスみたいなパターンを描いてみたいな」
と思いたち、パターンの作り方を調べながら
コツコツと描き始めました。
もちろん、書いては消し、塗っては消し。
ちょうど良いラインや色、ブラシの種類を
探り探りしながらやったので、
結構時間がかかりました。
出来上がってみたらこんな感じに。
私的には、背景カラーはカラフルなピンクや
ウィリアム・モリス的な
濃いグリーンも好きだけど
ネイビーが一番好きです。
そういえば以前から
好きなものは自分で作っちゃえ
といって自作してしまうところが
あるような気がします。
上手・下手に関わらず、たとえ自己満足でも
好きなものを自分で手がけるというのは
幸福感がとても上がる行為だと思います。
テキスタイルデザインが、好きなので。